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防火

木の特性と防火素材

熱の伝わりにくさ【熱伝導率】

「熱を伝え易いか伝えにくいか」を表す指標に熱伝導率があります。熱伝導率は、例えば金属の棒を焚き火にかざしていると、手元も熱くなって持っていられなくなりますが、これは熱伝導率が大きいためです。木の棒を同じように焚き火にかざしても木は燃えますが、手元はあまり熱くなりません。これは熱伝導率が小さいためで、このように熱伝導率が小さい方が熱を伝えにくいのです。木は、コンクリートの1/15、鉄の1/483も熱を伝えにくいばかりか、結露を起こしにくい最も住宅に適した材料といえます。

実は火災に強い木材【耐火性】

木材は火災の時に火にさらされても表面が炭化し、燃え進む速度は1分間に数ミリ程度とされます。
木材・鉄・アルミの3種の構造材料で載荷加熱(おもりを載せて加熱)試験をした結果、アルミニウムや鉄は3〜5分で強度がなくなりますが、木材は15分たっても60%の強度を持ち続けることがわかりました。

火災時でも断面が大きい柱・梁などからできている木造住宅は、構造体としての強さは鉄骨造りなどよりもずっと長時間維持でき、消火活動も長く行えるので、鉄骨造りより安全性があると評価されています。

耐震耐火ボード

松下孝建設の住宅は、九州住環境研究会を中心に開発した耐震耐火ボードを標準仕様としています。面で支える耐力面材なので、阪神淡路大震災と同じクラスの災害に耐えうる耐震性を確保。材質は火山性ガラス質で、非常に燃えにくい無機質素材で作られています。火に強いとされている構造用合板よりも更に強い耐火性を持ち、アスベストを全く含まず環境性にも配慮された優れた下地材です。

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