遮熱
外張断熱に遮熱素材を採用、開口部にも遮熱性能を確保
遮熱面材付断熱材
蒸暑地域の九州では、遮熱性能の重要性が高まっています。松下孝建設では、遮熱効果と透湿性能を併せ持ち、断熱効果もある素材を採用しています。それは産学協同で行った、松下孝建設の実験棟の実験結果から実証されたものです。
遮熱材の特徴
- ●特殊アルミの輻射性能による断熱性能の向上
- ●特殊アルミシートは電磁波もカット
- ●アルミの特性である高い透湿抵抗
- ●紫外線をカットし断熱材の高い耐久性を実現
- ●ノンフロンで環境に優しい
項目 | 条件 | 単位 | 3種b | 高性能グレード | 測定法 | |
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カットボード | スキンボード | カットボード | ||||
熱伝導率 | 平均温度23℃ | W/m・K | 0.028以下 | 0.028以下 | 0.022以下 | JIS A-9511 |
密度 | kg/m3 | 25以上 | 25以上 | 25以上 | ||
曲げ強さ | 測定温度23℃ | N/cm2 | 25以上 | 25以上 | 25以上 | |
圧縮強さ | 測定温度23℃ (圧縮歪10%) |
20以上 | 20以上 | 10以上 | ||
燃焼性 | 3秒以内に炎が消えて残じんがなく燃焼限界線を越えて燃焼しない | - | 合格 | |||
透湿係数 | 25mm厚50%RH | ng/m2・s・Pa | 145以下 | 55以下 | 145以下 | |
吸水量 | 測定温度23℃ | g/100cm2 | 0.01以下 | JIS A-9511 (アルコール法) |
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加熱変形温度 | - | ℃ | 80 | JSP法 | ||
ホルムアルデヒド拡散による区分 | - | - | F☆☆☆☆等級 | - |
遮熱複層Low-Eガラス
遮熱複層ガラスは、「夏の強烈な太陽エネルギー」を反射して冷房効果を高める目的に適した複層ガラスです。2枚のガラスの間に不活性ガス、アルゴンガス封入の複層ガラスを標準採用しています。室外側のガラスに、遮熱タイプのLow-Eガラスを採用して、特殊金属膜が外部からの日射熱を軽減します。また、冬は暖房熱を反射して室内の暖房効率が上昇します。つまり、「夏涼しくて、冬温かい」理想のガラスです。
遮熱複層Low-Eガラス 断面図 |
反射率 |
単板ガラスの場合、室内に入ってくる日射熱は太陽光線の全量の約88%ですが、遮熱複層ガラス樹脂サッシの場合は、約40%と太陽熱を半分以上もカット。そのため窓から入る夏の日差し、西日、ベランダの照り返しなどを抑えて冷房効率をアップさせることができます。また、冬は暖房による熱エネルギーをLow-E(金属被膜)で反射し、外部に熱を逃がさず暖房効率を高めます。